6月3日【今日なんの日】摂津国長柄橋を架設する
過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか?
長柄橋
812年6月3日(弘仁3年)
摂津国長柄橋を架設する
(上溝モニター【淀川】 より一部引用)
現在の長柄橋は淀川に架かるアーチ橋でありますが、長柄橋が文献にはじめてみられるのは『日本後紀』であり、嵯峨天皇の812年(弘仁3年)6月、「摂津国長柄橋を造らしむ」とあるそうです。しかしながらその架けられた場所がどこであったか、これがはじめての架橋であるか、どうかは明らかではないらしいです。
古い時代には、長柄というのは一帯の広い地域を指し、長柄橋が長さ一里(約四キロ)あったというのも、砂洲をぬって断続的に架けられていた橋の全長を通算したものであろうといわれています。そして洪水のたびに橋が流失してしまっていたそうです。
その他の今日の出来事
- 阿闍梨教智、京都成勝寺に摂津国難波荘を寄進 – (1154年)
- 幕府、善源寺領東方押領停止 – (1380年)
- 下河辺長流没 – (1686年)
- 摂河泉播の寺社に関する訴訟は今後大坂町奉行所で処理 – (1770年)
- 幕府、蔵出し延滞米切手に官銀立て替えを指示 – (1773年)
- 大坂で諸物価の2割以上の引き下げ令出る – (1842年)
- 大坂町奉行、窮民に施米 – (1851年)
- 大阪府、区会規則・町村会規則を布達 – (1879年)
- 沖守固、第10代大阪府知事に就任 – (1898年)
- 大阪教職員組合結成大会 – (1947年)
- 「矢田事件」の刑事事件について大阪地裁は無罪判決 – (1975年)
(大阪市史編纂所より)
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