2月4日【今日なんの日】「夕刊新大阪」が創刊される
過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか?
東京日日新聞(夕刊新大阪の画像が見つかりませんでした)
1946年2月4日(昭和21年)
「夕刊新大阪」が創刊される
(夕刊 新大阪より一部引用)
夕刊新大阪は1946年2月4日に創刊された横長のタブロイド版夕刊紙であり、編集発行人は元東京日日新聞(現在の毎日新聞の前身)の学芸部貴社で、「長崎物語」の作詞者としても知られる黒崎貞治郎でした。
大新聞紙面には文化欄が殆どなかった時代に、投書欄と学芸欄、さらにはスポーツ欄に大きなスペースを割き、文化新聞としての独自の地位を築いたようです。
また、闘牛大会、欧州名作絵画展、人間復興講座、日本交響楽団演奏会等の斬新なイベント企画で京阪神の読者を魅きつけたり、学芸欄には武田麟太郎、石川達三、大仏次郎、田村泰次郎らが連載小説を発表し、地方紙でありながら全国レベルの多くの作家が文芸批評や作品を寄稿していたそうです。
「横新聞」の愛称で大阪の市民に愛され親しまれたこの新興夕刊紙は、敗戦直後の庶民の世相を色濃く反映する第一級の資料として大変貴重であり、占領期文学研究の宝庫でもあるといえる新聞だったという話しです。
その他の今日の出来事
- 白河上皇、四天王寺に参詣し、金堂で仏舎利を供養 – (1127年)
- 近松半二没 – (1783年)
- 大阪市教育会発足 – (1899年)
- 全関西婦人連合会、大日本連合婦人会に非加入決定 – (1931年)
- 市営天王寺職業紹介所開設 – (1935年)
- 大阪市内への初の建物除却、内務省告示 – (1944年)
- 大阪で証券集団取引市場再開 – (1946年)
(大阪市史編纂所より)
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