1月1日【今日なんの日】天王寺動物園が開園した

過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか?
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天王寺動物園

1915年1月1日(大正4年)
天王寺動物園が開園した
天王寺動物園の歴史と沿革 – Tenyu Sinjo.jpより一部引用)


天王寺動物園は上野動物園、京都市動物園に次いで日本で3番目にできた動物園だそうで、当時は「大阪市立動物園」という名称だったようです。面積は約11ヘクタール(甲子園の約3個分)で、当時の入園料は大人5銭、小人3銭。60種以上230点の動物が展示され、初年度の入園者数約57万人の模様。

1950年の終戦後、ほとんど動物がいなかった動物園に戦後初めての外国産動物であるゾウの「春子」がタイから来園したときには、一般公開された日の来園者数が6万人以上でダフ屋が出るほどの人気ぶりだったそうです。

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ゾウの春子、天王寺動物園の復興の一躍を担っていたんだゾウ。
天王寺動物園90年の歴史を振り返ってより転載)

1964年7月4日に大阪市立動物園を「大阪市天王寺動物園」に改称されて、2006年には総有料入園者数が1億人を越えたそうな。日本国内の動物園において入園者数が1億人を超えたのは、上野動物園に次ぎ二番目だそうです。

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1932年に来援したチンパンジーのリタは芸達者で人気者だったそうで、これは歯を磨いているところ。
天王寺動物園90年の歴史を振り返ってより転載)

今日から2016年で干支は申(サル)になったということで、 天王寺動物園では「干支の動物展」と称して、サルにまつわる民話や彫刻、サルに関するパネルやはく製などの展示があるそうですよ。ちなみに1月11日(月)までなのでサルについて詳しく知りたい方はぜひ。

その他の今日の出来事

  • 千日前で大江山酒呑童子生人形の興行 – (1875年)
  • 博労町で彦六座興行 – (1884年)
  • 四ツ橋に新文楽座開業 – (1930年)
  • 南木芳太郎、郷土雑誌『上方』創刊 – (1931年)
  • 大阪市、市民生活新体制運動開始(1943年まで) – (1941年)
  • 『大阪市民時報』を『大阪市隣組時報』と改題 – (1941年)
  • 大阪毎日新聞・東京日々新聞を毎日新聞に題号統一 – (1943年)
  • 甲子園で阪神猛虎軍と朝日・阪急合体の隼軍が非公式戦 – (1945年)
  • 大阪家庭裁判所開設 – (1949年)
  • 桃山病院内に市立予防衛生研究所開設 – (1949年)
  • 道頓堀文楽座開場 – (1956年)
  • 西ドイツに大阪市経済局事務所開設 – (1965年)
  • 「国際婦人年大阪アピール」(全国で最初) – (1975年)
  • 市交通局は地下鉄・ニュートラムの全駅で終日禁煙を実施 – (1989年)
    (大阪市史編纂所より引用)

この記事は1年前にアップした「今日なんの日」に加筆・修正して再アップしています。過去の「今日なんの日」とは内容を差し替えている日もあります。

 

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