3月21日【今日なんの日】享保の大火により11765軒の家屋焼失、死者293人の被害
過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか?
武家火消しの図
1724年3月21日(享保9年)
享保の大火により11765軒の家屋焼失、死者293人の被害
(享保の大火 – Wikipediaより一部引用)
享保の大火(きょうほうのたいか)とは、堀江橋通三丁目の金屋治兵衛宅より出火し大坂で発生した大規模な火災のこと。火元の金屋治兵衛の祖母の名から妙知焼(みょうちやけ)とも呼ばれているそうなんです。
火の勢いは南西の風にあおられ、船場一帯に延焼。坐摩神社、本願寺津村別院を焼いた後に火流は北に向かい、淀屋橋を焼き落として中之島、堂島、曾根崎一帯を灰燼と化した。
さらに東に延焼した炎は天満一帯に広がり、北は長柄にまで及んだそうです。夜になって強まった西風に乗った炎は谷町一帯に及び、東西の奉行所を焼いて上町台地付近に達したものの、ほど近い大坂城は類焼を免れたようなんです。
翌22日になっても火勢は衰えず、夜明けとともに北東に変わった風に乗って島之内に延焼し、道頓堀を越えて千日前にまで及んだそうです。そして難波新地付近でようやく鎮火したとのことです。
大阪一帯に広がった被害内容は町数407、焼失家屋11765軒、戸数60292、蔵屋敷32、寺社44が罹災。死者293人にのぼったとのこと。
その他の今日の出来事
- 小出秀政、天王寺博労中に対し牛売買の権利を保証 – (1584年)
- 南海鉄道、難波―和歌山市間開通 – (1903年)
- 神戸―大阪間のマラソン競争(大阪毎日新聞社主催) – (1909年)
- 阪神電鉄、梅田―曾根崎間開業 – (1939年)
- 市内防潮堤竣工式 – (1959年)
- 大阪国際貿易センター開設 – (1960年)
- 大阪ボランティア協会設立 – (1969年)
- 府警・地検特捜部、豊田商事の元役員を逮捕 – (1987年)
- 生活協同組合おおさかパルコープ発足(3市民生協が合同) – (1991年)
(大阪市史編纂所より)
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