5月19日【今日なんの日】ハレー彗星の大接近でパニック

過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか?
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1910年5月29日に撮影されたハレー彗星

1910年5月19日(明治43年)

ハレー彗星の大接近でパニック

ハレー彗星 – Wikipediaより一部引用)

1910年の5月19日、約76年で地球を周回するハレー彗星がもっとも接近すると火星研究で有名なフラマリオンが説いたそうです。彗星の尾に含まれる成分によって人類が窒息死するという人類死滅説が報道され、これは大阪だけの話ではなく日本中がちょっとした騒動の波に覆われた日の出来事です。

この事態を真に受けた人達は、空気を保存しようとタイヤのチューブを高額な値段で買ったり、貧しくてタイヤを買えない人達は、桶に水を張って息を止める練習をしたりしたというほど深刻な問題だったようです。
当時発行された新聞を見た大阪の人達ならハレー彗星大接近の話題で持ちきりで、どんなことをして生き延びようとしたのか気になるところですね。

 


その他の今日の出来事


  • 幕府、銅吹屋惣代に銅500万斤の長崎廻送を命令 – (1712年)
  • 関西食糧危機突破民主連盟結成 – (1946年)
  • 文楽座で労働組合結成 – (1948年)
  • 「安保条約破棄・平和と民主主義を守る大阪府民共闘会議」(反安保府民共闘)結成 – (1969年)
  • 大阪がん予防検診センター、オープン – (1987年)
    (大阪市史編纂所より)

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