阪神百貨店でお触りOKの空海像など展示がされている「高野山1200年至宝展」が開催されている
日本人なら誰でも知っている僧侶。…それは弘法大師・空海ですよね。
そんな空海を再発見してもらおうと、阪神梅田本店8階で「高野山1200年至宝展」が開催されています。
↓こちら
命懸けで唐(中国)に渡り、密教の正統な継承者に指名されて日本に帰った空海は、その後の仏教界をリードし、1200年前、紀伊半島の中央部、8つの峰に囲まれた海抜800メートル余りの高野山に修行の場を開き、宗教家というだけでなく、書家、詩人、芸術家、技術者、哲学者と多彩な顔を持つ人なんです。
今回の展示会で何がスゴイのかと言うと、高野山の金剛峯寺に伝わる空海の木像を九州国立博物館に運び、3D計測とCTスキャンを実施。このデータから大塚オーミ陶業(大阪市)が陶製の像を触感までそっくりに仕上げたそうです。スゴイでしょ!
その復元された陶製レプリカの空海像が話題となっています。
↑こちらがお触りOKの空海像。
空海像は室町-桃山時代の作とされ、寄せ木造り。高さ83・5センチ。
煩悩を払う仏具を握り、穏やかな表情を浮かべています。
その他にも、最新デジタル技術で色分析を行い、当時の色を想定・再現した金剛峯寺の重要文化財「両界曼荼羅図」(平安時代)や、愛染明王坐像(江戸時代)、木造大日如来像(平安時代)など計40点が展示されているんです。
ご興味のある方は、阪神百貨店に足をお運び下さい。
入場料は一般500円、学生300円、中学生以下無料です。
開催期間は8月6日〜12日まで。
あと会場外では、四国八十八ヶ所霊場の旅「お砂踏み一日体験」が同時開催されていまして、八十八ヶ所霊場札所の砂を一カ所に持ち寄り、「一日お遍路さん」として体験することができるイベントもあります。参加は同展入場者のみ。体験料は1,000円です。
ついでにこちらのイベントもご興味あればご参加くださいな!
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