5月2日【今日なんの日】関西歌舞伎の「船乗り込み」が55年ぶりに復活
過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか?
船乗り込みの模様
1979年5月2日(昭和54年)
関西歌舞伎の「船乗り込み」が55年ぶりに復活
(大阪松竹座で古式ゆかしき「船乗り込み」より一部引用)
「船乗り込み」の歴史は古く江戸時代にさかのぼります。
当時は京都や江戸から役者や一座が船に乗って川筋をめぐりながら沿道の歌舞伎ファンにご挨拶し、道頓堀の芝居小屋へ乗り込んだ行事だったのが一時途絶えてしまったそうです。
それが「関西・歌舞伎を愛する会」の前身である「関西で歌舞伎を育てる会」の第一回公演「五月大歌舞伎」が昭和54年に道頓堀朝日座で開催されるにあたり、歌舞伎公演を一般市民にPRするイベントとして55年ぶりに船乗り込みを復活させたそうです。
それが今では七月大歌舞伎公演前の古式ゆかしき恒例行事となり、また大阪の初夏の風物詩として広く知れ渡るようになってきたということです。
その他の今日の出来事
- 大阪裁判所、大阪府と改称。醍醐忠順、初代大阪府知事となる – (1868年)
- 東本願寺掛所の欧学校、集成学校と改称 – (1873年)
- 第三国立銀行設立認可 – (1873年)
- 市立大阪聾口話学校設立 – (1926年)
- 難波宮跡大極殿・大安殿など史跡指定 – (1964年)
- 大阪市、旧大阪砲兵工廠轆轤場を撤去 – (1981年)
(大阪市史編纂所より)
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