6月18日【今日なんの日】淀川堤防が決壊し大洪水の被害がでる

過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか?
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桜之宮公園に設置されている石碑(明治十八年の淀川洪水 – Wikipediaより)

1885年6月18日(明治18年)

淀川堤防が決壊し大洪水の被害がでる

淀川の歴史より一部引用)

1885年(明治18年)、淀川で未曾有の大洪水が発生しました。淀川の堤防が次々に決壊し、大阪市内の大半が浸水する大水害となりました。

6月中旬から7月初旬にかけて、発達した低気圧が相次いで大阪を襲いました。枚方の三矢、伊加賀で堤防が決壊したのを最初に、淀川は洪水によって堤防が次々と決壊したそうです。

これにより、府下の北・中河内郡、東成郡及び大阪市街の約15,142ha、当時の大阪府全体の世帯数の約20%となる約71,000戸が最大約4m浸水し、家屋流失約1,600戸、同損壊約15,000戸という甚大な被害に見舞われました。

大阪市内では大阪城~天王寺間の一部高台地域を除くほとんどの低地部が水害を受け、被災人口は約27万人。八百八橋とうたわれる大阪の橋は30余りが次々に流失し、市内の交通のほぼ全てが寸断されたため、市民生活は困難を極めたそうです。

これをきっかけに、近代治水工事のさきがけといえる淀川改良工事が始まり、新しい川が造られるようになりました。


 


その他の今日の出来事


  • 大阪市、桜宮に市営浴場を開設 – (1919年)
  • 市立医科大学予科設置 – (1947年)
  • 勤務評定反対・教育を守る府民共闘会議結成大会開催 – (1958年)
  • 弾圧反対・安保反対大阪府民大会開催。御堂筋をふさぐ「フランス式デモ」 – (1960年)
  • 大阪市、万国博覧会関連事業推進本部を設置 – (1966年)
  • 豊田商事の会長が自宅で報道関係者の目前で殺害される事件起こる – (1985年)
    (大阪市史編纂所より)

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