1月12日【今日なんの日】天満青物市場の株仲間の開設が公認される
過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか?
天満青物市場跡の石碑
1772年1月12日(安永元年)
天満青物市場の株仲間の開設が公認される
(天満青物市場 – Wikipediaより)
天満青物市場は、江戸時代に大坂の堂島の米市場、雑喉場の魚市場と並んで三大市場のひとつとされていて、野菜・果物の取り扱いを独占していたのがこの市場だそうです。
もともと青物市場は石山本願寺の辺りにあったそうなんですが、豊臣秀吉による大坂城築城の頃から何度か場所が変わったみたいで、1635年に天満へ移転されたそうです。
その後、堀江や難波にできた野菜市などとも競合するようになったのですが、天満青物市場は長らく官許の市場として繁栄していたそうで、1685年に54軒の問屋を有し、1772年には株仲間の開設を公認されたようです。
明治・大正になっても大阪市一の青物市場として栄えていたのですが、しかし1931年(昭和6年)に大阪市中央卸売市場が設立されたことがきっかけで廃止となったそうです。
ちなみに上の写真の石碑は南天満公園にあります。
その他の今日の出来事
- 四天王寺内抗争で太子堂など焼亡 – (1443年)
- 芸州藩、市中取締となる – (1868年)
- 大阪商法会議所解散、大阪商業会議所認可 – (1891年)
- 市電、均一料金制実施(4銭) – (1912年)
- 大阪SCAP/CIE図書館開設(現アメリカ文化センター) – (1948年)
(大阪市史編纂所より)
※この記事は1年前にアップした「今日なんの日」に加筆・修正して再アップしています。過去の「今日なんの日」とは内容を差し替えている日もあります。
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