梅田地下道が迷路な理由。
私は母のお腹の中に方位磁石を忘れてこの世に出てきて以来、方向音痴です。
よく迷子になります。
子ではなく、おっさんなのですが。。。。
それはさておき。
迷うのは道だけでなく、人生もなのですが。。。。。
それもさておき。
先日迷子になったのが梅田の地下道です。
いや~、いつ通っても複雑ですね~~~~~~あそこは。
リアル脱出ゲームです。
なぜあんなに複雑なのか、複雑に感じるのか、気になって調べてみると、2014年の日経新聞の記事にこんなのが記事がありました。
【以下、日本経済新聞抜粋】 梅田にはJR、阪急電鉄、阪神電気鉄道、市営地下鉄の各駅が集中。
加えてホワイティうめだ、ドージマ地下センター、ディアモール大阪の3地下街が放射状に広がる。多くの事業者が個々の事情で、それぞれ表示を設けてきたのが、利用者の混乱を招いているとみる関係者は多い。
梅田の地下街を迷路のように感じるのは、街の形状にも一因があるようだ。JR大阪駅は市街地に対し、斜めに建設された。斜めの駅舎に沿うように道が整備され、下に地下街が造られたため、複雑な分岐が生まれた。この分岐の形状のため、分かりやすい案内板を掲げにくい場所もあるという。
大阪研究家でもある前垣和義・相愛大学特任教授は「地下街が継ぎ足しで広がったため、通路が複雑になったのでは。将来を見通して複数の地下街ができることを想定したグランドデザインがあれば、すっきりした通路になっていたのかもしれない」とみる。
梅田の地下街の道を巡っては、1990~93年度、鉄道会社や地下街の関係企業が協力して、使いやすい表示の設置を目指した経緯がある。出入り口などに掲げられた「D7」「310」などの文字がそれだ。
取り決めでは、地下街の南北の通路にアルファベットを、東西の通路に数字を割り振った。さらに各通路の起点からの距離を数字(1=7メートル)で示し、通路を示すアルファベットもしくは数字の後ろに付ける。D7ならばDの通路の起点から49メートルの距離にあるという仕組みだ。
ところが、この表示や読み解き方はほとんど知られていないのが実態だ。大阪地下街の担当者も「一般の人には分かりにくいし、浸透していない。関係者が案内板をつける際の目印にしか使われていない」といい、内輪でしか通じないと認める。
大阪の街では道を尋ねたら、相手が目的地まで一緒に付いていってくれた、という話をしばしば聞く。「迷ったら人に聞けばいい」。そんな人情味やおおらかさが残っているのも、分かりにくい表示が残る遠因かもしれない。
2014/6/18 日本掲載新聞より
大阪人の人情味がこの足りない部分を補っているという現状らしいです。
確かに方向音痴の自分は迷ったらすぐ人に聞きます。
これは大阪という町だから今まで謎の失踪にならずにこれたのかもしれません。
ありがとう、大阪。
これからもよろしくお願いしますm(__)m
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