6月2日【今日なんの日】大坂三郷を廃止し東南西北の四大組を設置
過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか?
廃止された大坂三郷の天満組惣会所跡
1869年6月2日(明治2年)
大坂三郷を廃止し東南西北の四大組を設置
(惣年寄 – Wikipediaより一部引用)
17世紀中ごろまでに成立した大坂三郷の町の行政を担当したのが、町人の中から選ばれた三郷惣年寄とその下に属する町役人であったそうなんです。大坂三郷の統治は、大坂城代-大坂町奉行-惣年寄-町年寄-町民(町人・借家人)という体制で行われていたそうです。
しかし明治維新後の明治2年(1869年)6月2日、大坂三郷は東南西北の4つの大組(おおくみ)に改組され、各大組には10町ほどが組を構成して町組が作られました。その際に、惣年寄は廃止され、各大組に1人の大年寄が、町組には中年寄が設けられたそうです。
その他の今日の出来事
- 明順の縁者壬生蔵人、200余騎を率い四天王寺南大門で円順を襲撃 – (1234年)
- 秀吉、初めて大坂入り – (1583年)
- 惣年寄の人数を固定し世襲を認可 – (1653年)
- 摂河1086カ村の農民、菜種販売の自由化を大坂町奉行所に訴願 – (1855年)
- 永生女学校設立 – (1879年)
- 弘済尋常小学校設立 – (1913年)
- 釜ケ崎で労働者が投石などの騒ぎ – (1967年)
- 平和を守る会など、「大阪空港の軍事使用反対三万人集会」 – (1968年)
- 大阪市、阿倍野再開発地区一部工区の事業計画決定を公告 – (1984年)
(大阪市史編纂所より)
この記事へのコメントはありません。