6月17日【今日なんの日】ゴーストップ事件が起こる

過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか?
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1933年6月17日(昭和8年)

ゴーストップ事件が起こる
ゴーストップ事件 – Wikipediaより一部引用)

1933年(昭和8年)6月17日に大阪市北区の天神橋筋6丁目交差点で起きたもので、中村政一一等兵が、赤信号を無視して交差点を横断したところ、交通整理中であった警察署交通係の戸田忠夫巡査は中村を注意したことで喧嘩となり、中村一等兵は鼓膜損傷全治3週間、戸田巡査は下唇に全治1週間の怪我を負ったとのこと。

騒ぎを見かねた野次馬が大手前憲兵分隊へ通報し、駆けつけた憲兵隊伍長が中村を連れ出してその場は収まったが、その2時間後、憲兵隊は「公衆の面前で軍服着用の帝国軍人を侮辱したのは断じて許せぬ」として曽根崎署に対して抗議したそうです。

この後の事情聴取で、戸田巡査は「信号無視をし、先に手を出したのは中村一等兵である」と証言、逆に中村一等兵は「信号無視はしていないし、自分から手を出した覚えはない」と述べ、両者は全く違う主張を繰り返したため、後々5ヶ月間に渡りもめたのは結局この事件は軍と警察の面子の張り合いにすぎなかったようで、最終的に昭和天皇が出る事態までになり和解はされたそうです。


 


その他の今日の出来事


  • 中井甃庵没 – (1758年)
  • 公卿・諸侯の称を廃し、華族とする – (1869年)
  • 大阪府、府下諸学校の奉安殿撤去を指令 – (1946年)
    (大阪市史編纂所より)

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