10月15日【今日なんの日】森の宮遺跡で大阪市内初の縄文人骨発見と発表

過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか?
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森の宮遺跡展示室

1974年10月15日(昭和49年)

森の宮遺跡で大阪市内初の縄文人骨発見と発表

大阪平野にはかつて海の時代があり、縄文時代の中ごろ(約5,000~4,000年前)の上町台地は海に突き出た半島だったそうです。1970年代に上町台地の東側に当たる中央区森の宮遺跡で行われた発掘調査で、西日本最大級の縄文時代後期の貝塚・墓地が発見され注目が集めまったそうです。

貝塚から見つかったのは、縄文人骨の他に貝・魚・哺乳類の骨などです。そこから海の幸・山の幸を利用した縄文人の豊かなくらしぶりや、海から湖、そして陸へという大阪平野の変遷がわかってきているそうです。

 

その他の今日の出来事
  • 源実朝、四天王寺が蔵する重宝目録などを閲覧 – (1210年)
  • 征長総督徳川慶勝大坂入、津村坊舎(北御堂)を宿営に指定 – (1864年)
  • 大阪府、コレラ流行で神社祭礼・夜市を禁止 – (1877年)
  • 市立大阪商業学校、堂島に移転開業式 – (1892年)
  • 天王寺公園開園 – (1909年)
  • 池上四郎、第6代市長に就任 – (1913年)
  • 市電松島南恩加島町線(松島町2丁目―木津川運河間)全線開通 – (1922年)
  • 新京阪鉄道、天神橋―淡路間開業。大阪初の高架線 – (1925年)
  • 戦後初の大相撲大阪場所、福島公園仮設国技館で興行 – (1948年)
  • 大阪地下鉄、天王寺駅に初の自動券売機を設置 – (1955年)
  • 国際見本市港会場でソ連商工業見本市開催 – (1966年)
    (大阪市史編纂所より)

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