1月28日【今日なんの日】近松半二作『妹背山婦女庭訓』が大坂竹本座にて初演

過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか？

「山の段」の場面（妹背山婦女庭訓 – Wikipediaより転載）

1771年1月28日（明和8年）
近松半二作『妹背山婦女庭訓』が大坂竹本座にて初演
（妹背山婦女庭訓 – Wikipediaより一部引用）

歌舞伎の作品には芝居小屋に座付きの「狂言作者」がおり、「立作者（たてさくしゃ）」とよばれるトップの作者の構想のもと、作品は複数の作者による分業によって出来ていたそうです。
その立作者を近松半二が担った、妹背山婦女庭訓（いもせやまおんなていきん）とは大化の改新前後を舞台としており、藤原鎌足淡海父子の蘇我入鹿誅伐を軸にした物語で大和地方を中心とした数々の伝説、習俗などが織り込まれている人形浄瑠璃及び歌舞伎の演目の一つです。全五段まであります。

1771年（明和8年）1月28日より大坂竹本座にて初演が行われ、潰れかけていた竹本座がこの作品のヒットで息を吹き返したという伝説があるそうです。

その他の今日の出来事

• 占領軍第107軍政団設置(近畿等13府県管轄) – （1946年）
• 大阪市住宅供給公社、中津リバーサイドコーポを分譲開始 – （1971年）
  （大阪市史編纂所より）