2月3日【今日なんの日】心斎橋が鉄橋に生まれ変わり落成した
過去の大阪市の「今日」はどんな事が起こった日だったのでしょうか?
明治初期の心斎橋(心斎橋 – Wikipediaより転載)
1873年2月3日(明治6年)
心斎橋が鉄橋に生まれ変わり落成した
(心斎橋 – Wikipediaより一部引用)
心斎橋はもともと長堀川に架かっていた橋の名前だそうで、1622年(元和8年)に長堀川の開削と同時に架けられたという話しが有力な説であり、「心斎系譜」によると長堀川を開削した4名のうちの1人、岡田心斎が長堀川両岸に沿うこの町の往来の便のため、南北に橋を架けたことが名前の由来になったという話です。当時の心斎橋は、長さ18間(約35m)、幅2間半(約4m)の木橋だったそうです。
その後、1873年(明治6年)に本木昌造の設計によって鉄橋に生まれ変わり、ドイツ製で大阪で2番目、日本で5番目の鉄橋のようです。当時の人にとって鉄橋は非常に珍しく、大阪で話題となり、錦絵にも描かれていたそうです。
この鉄橋は鶴見緑地公園の緑地西橋として現存する。1908年(明治41年)に心斎橋としての役割を終え撤去された後、境川運河の境川橋、1928年(昭和3年)に大和田川の新千船橋(大阪市西淀川区)と移設を重ね、1973年(昭和48年)に鶴見緑地にすずかけ橋として保存され、1989年に現在地に移ったものだそうで、日本現存最古の鉄橋と言われているようです。
偶然、2日続けて「橋」にまつわる話しとなりました。
今日は節分だということはお忘れなく。
その他の今日の出来事
- 曽根崎新地に茶屋株等許可 – (1708年)
- 大阪裁判所副総督伊達宗城、大坂西町奉行所跡で事務開始 – (1868年)
- 心斎橋(鉄橋)落成 – (1873年)
- 市電難波木津線(賑橋―大国町間)開通 – (1916年)
- 池松時和、第16代大阪府知事に就任 – (1920年)
- 日農関西地方評議会再建大会 – (1946年)
- 大阪府、市町村に教育協議会設置を指示 – (1948年)
- 住吉大社の御田植神事、重要無形民俗文化財に指定 – (1979年)
(大阪市史編纂所より)
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